
生活介護事業では、始業時と終業時に正規・有期スタッフ合同でミーティングを行っています。終業時のミーティングでは、その日に現場で起こった出来事を共有していますが、毎日のように嬉しい報告が寄せられ、皆で「すごいね」と感激する場面が多くあります。
利用者の方の新たな一面を知ることができるこの時間は、私にとってとても楽しく、貴重なひとときです。
たとえば、
・「○○さんに給食の配膳をお願いしてみたら、私よりも皆さんの座席をしっかり把握していました。」
・「長い間、特定の仕事しか取り組めなかった○○さんが、ついに新しい仕事に挑戦してくれました。」「年末から繰り返し説明していた新しい作業を、年始の仕事始めに『今日から始めます』と伝えたところ、納得してスムーズに取り組んでくれ、正直驚きました。」
・「○○さんが自分から『アート活動がしたい』と言って参加しました。」 「自分から言うなんてすごいね。勇気を出して伝えてくれたのか?」「他の利用者さんが参加しているのを見て、自分も誘ってほしいと思っていたのかもしれないね。」
こうしたエピソードが毎日のように生まれています。
私たちスタッフは、利用者の方の行動や言動、反応から、その日の状態や気持ちを推測しながら関わっています。それぞれが気づいたことや感じたことを共有することで、利用者の方の気持ちや新たな一面、これまで知らなかった可能性に気づくことができます。直接関わっていなかったスタッフにとっても、利用者の方の見方や関わり方が変わったり、他のケースに応用できたりと、視野が広がる機会になっています。
この一年、利用者の方の嬉しい変化が本当にたくさんありました。 これらは、スタッフ一人ひとりの丁寧な関わりと、その積み重ねを皆で共有してきた結果だと思います。
これからも、利用者の方の「すごい!」をたくさん発見し、多くの仲間と共有していけたら嬉しいです。
昨年のお盆明けより日中活動の作業班メンバーやプログラムの見直しを行いました。今回は第2作業室の活動報告をしたいと思います。メンバーは20名。メンバーのニーズにできるだけ答えられるように、内職作業、ウォーキング、体操、アート4つのプログラムを用意し選択してもらえるようにしました。今回、活動内容の見直しや修正をすることで様々な発見がありました。
作業プログラムは、内職作業において、個々のニーズに合わせた自助具を導入し、新たな才能を発掘できました。
ウォーキングプログラムは、毎週月水金曜日の午前に公園を散歩しています。個々のペースが違うのですが、できるだけ自分のペースで歩いていただけるようコースやグルーピングを工夫しています。散歩途中でどんぐりや松ぼっくりを拾い、持ち帰り、アートプログラムで加工するなど季節を感じながら歩いています。
体操プログラムは、毎週火曜と木曜の午前に活動しています。動画を見ながらのダンスをしたり、ゲーム性を取り入れた魚釣りやボウリングなどを行っています。プログラムの中身は参加する方の様子に合わせて定期的に見直したり、新しい内容を取り入れています。最近は畳でのリラクゼーションが好評です。個々の寝返りやすい方向など、体の特徴を把握できました。
アートプログラムは、毎日の午後に活動しています。利用者の可能性に支援者のアイディアとサポートが加わり、今まで気づかなかった利用者の新たな一面を引き出すことができました。完成した作品を外部の企画に出展したり、施設内の掲示もしています。
各プログラムにはまだ多くの可能性が秘められており、それらを最大限に引き出し、利用者、支援者、家族、地域との繋がりを深めていくことを目指します。
