誰もが援け合いのなかで、共にくらし、共にそだちあう地域文化をつくる
「あさみどりの風の基本理念に基づき、援け合う心を基調とした活動を行う」
本人方が地域の中で活き活きと活躍できるよう、充実した事業展開を行う。
「支援の基本姿勢は本人本位で行う」
人間尊重の姿勢を基本とし、本人の想いを知ることに懸命となり、本人が幸せと感じる質の高い支援を実現する。
「まちづくりの一員となる」
地域の縁を意識し、街の取り組みにかかわり、地域共生社会を目指す。
「家族と共に活動する」
本人も家族も地域で生涯に亘り豊かな人生をすごせるよう、共に活動する。
「事業経営の安定をはかる」
事業・財務・人事等の情報を常に開示し、本人・家族・職員・市民の主体的参加のもとに、公正・公平な事業運営を行う。
社会福祉法人あさみどりの風は社会福祉法人あさみどりの会より分離し事業を行っております。
この沿革にはあさみどりの会からの歴史も掲載しております。
■あさみどりの会からあさみどりの風へ
(草創期 ~ボランティアグループとして~)
ボランティアグループとして、創始者伊藤方文氏ら数人の有志は、この後、心身障害児と出会い、「この子らの幸せを考えていくことはすべての人々の幸せに繋がる」との考えのもと、教育・福祉活動を開始。その先駆的な実践に共感した多くの人々の参加によって「あさみどりの会」が誕生。
創立者 伊藤方文氏
法人設立前から、心身に障害のある人たちに対する社会の無理解に対し、映画製作・上映、出版物の刊行、講演会などあらゆる手段で社会啓発を行う。また障害者福祉施策の不備により、制度の谷間に放置されて苦しんでいる人たちに対して、ボランティアを養成して支援に取組む。
伊藤氏らは糸賀一雄先生の「この子らを世の光に」の言葉に出会い、改めて心身に障害のある人たちの存在の意義と、人間の尊厳について深い示唆を受け、あさみどりの会は「この子らを世の光にすること」を目標に活動していくこととなる。
(社会福祉法人あさみどりの会設立~分離まで)
最初の施設を作る時の動機は、障害児の療育はもとより、時代のニーズに的確に応えていく活動の拠点の確保でした。活動の大きな柱は、社会啓発、障害児・者支援、家族の相談・教育、支援者養成とし、社会福祉法人設立当初からボランティアグループ、社団法人時代に行ってきた制度の枠内に収まらない事業(活動)も継続して展開。
堀要理事長(1972-1983)
北野博一理事長(1983-1988)
もともとはわらび福祉園の通所者に対し、緊急一時保護や宿泊体験用に、開設当初から施設内に和室と浴室を設置。1985年に専用の生活実習棟建設。1989年に生活実習棟増改築。当時のグループホームは就労要件がありましたが、当初から最重度の方や激しい行動障害のある方から入居していただき、実践を重ねて現在に至っています。
村上英二理事長(1988-1995)
島崎春樹理事長(1995-2014)
後藤秀爾理事長(2014-現在)
■社会福祉法人あさみどりの風へ
理事長 熊谷 かの子