みよし市役所前で、イートインうどん屋・テイクアウト弁当の提供をさせていただいている「和來~wara~」は、2024年10月で4周年をむかえました。コロナ禍の厳しい状況下でのオープンでしたが、日々利用してくださるたくさんの皆さまに支えられ、この日を迎えられたことに心より感謝申し上げます。
和來は、障がいを持つ方が自立し、地域で活躍できる場所を提供することをひとつの目的としております。オープン当初は、予定していたイートインでのお食事が提供できず、お弁当(テイクアウト)のみの販売となりました。他にもコロナ禍でのさまざまな制約があるなかでしたが、「その時できることは何か」を利用者の方とともに考え、様々な取り組みを行ってきました。たとえば、クリスマスのローストビーフ丼、節分の恵方巻きなど、季節のイベントに合わせたお弁当販売・・・。そのようななか、少しずつではありますが、お客様は確実に増えていきました。
また、利用者の方の得意なことを活かした働きぶりは想定以上で、その活き活きとした姿は、私たちスタッフの働き甲斐へと繋がり、毎日を頑張っていく原動力となっております。今後も利用者の方がより多くの可能性を広げられるよう、取り組んでいきたいと考えておりますので、店内にいらして何かお気づきのことがあれば、ぜひお声がけください。皆様のご来店をお待ちしております。
次回は和來の今後の展望をお伝えさせていただきます!!
私は現在、生活介護事業所わらびで生活支援員として働いています。生活介護では作業を主としており、利用者さんがどのように作業したいのかを知ったり、それに向けてどのような取組が出来るのかを皆で考えたり、作業が出来た事を皆で共有する日々にやりがいを感じています。そのような中ですが、頭の片隅には学生の時に目指していた「相談支援専門員をやってみたいな」という想いもありました。
しかし、「難しそうだし私には出来ないかも」と漠然と考えていると、施設長から「やってみない?」と声をかけていただきました。背中を押され、挑戦してみようという気持ちになり、今年度、相談支援従事者初任者研修を受講しています。研修では座学の他に小グループでの演習もあり、同じグループの中には制度について詳しい方や話し方が丁寧な方など様々な方がいらっしゃり、刺激を受けることがたくさんあります。また、課題のひとつに事例検討がありました。対象の方に聞き取りを行い、課題を作成していく中で学んだことは、相談支援専門員の聴き方や読み取りの力などによって、相談者から出る言葉や仕草などは大きく変わるという事です。私が聴くと答えに困っていたことを、他のスタッフには伝えていたことがあり、改めて関係性づくりの大切さや聴き方についてなど、学ぶことはまだまだ多くあると思いました。
研修も残り少なくなりましたが、無事に終えることができるように全力で取り組みます。
10月12日(土)快晴の中で「わらびオータムフェス2024」が開催されました。今年のわらびからの出店は、就労継続支援B型の「うどん屋~wara~」、生活介護の「フジェール・わら工房」、親の会から「手芸班」の3店舗でした。他にキッチンカーやみよし市内の施設やあさみどりの会からの出店、マジカルパフォーマータップリンさんの見事な大道芸もあり、フェスを大いに盛り上げてくださいました。
また、今年もボランティアの方々がたくさん力を貸してくださり、そのおかげもあって、無事にオータムフェスを終えることが出来たと感じています。皆さま、本当にありがとうございました。
わらびのオータムフェスは、地域のみなさんにわらびの活動を知ってもらうと同時に、日頃の感謝を伝え、楽しんでいただきたいという気持ちで開催しています。もちろん、わらびの利用者さんも出店を手伝ったり遊んだり、楽しいひとときを過ごされていました。
ただ、3連休の初日であることや地域のお祭りが連続していることもあってか、さほど宣伝もしなかったのに驚くほどの集客であった昨年度と比べ、お客さんが少なかったのは気になりました。来年度はこの辺りも考慮し、皆さまと楽しめるフェスを開催したいと思っていますので、楽しみに待っていて下さい!