重度訪問介護従業者養成研修(総合課程)を受講しました

サービス提供責任者 近藤竜也

 今回、重度訪問介護従業者養成研修(総合課程)を受講しました。普段はヘルパーとして、主に知的障害者の方の移動支援に携わっていますが、地域で支援を行う中で肢体不自由の身体障害者の方や、精神障害者の方の居宅介護に関わる機会が増えてきています。これまでとは支援の内容や関わり方が大きく異なる場面が増えてきたことから、自分自身のスキルアップのため本研修を受講しました。

 移動支援も一つひとつの咄嗟の判断に責任が伴う大切な支援ですが、重度訪問介護では居宅での生活全体に深く関わることになり、より幅広い視点と専門性が求められます。研修を通して、利用者の日常生活を支えることの重みを改めて認識しました。

 研修では喀痰吸引の基礎知識や注意点、感染予防、緊急時の対応に加え、ベッドから車椅子への体位変換やボディメカニクスについて学びました。実技を交えた内容を通して、利用者の安全を守ることと同時に、支援者自身の身体を守ることの重要性を学び、日々の支援を継続していく上で欠かせない視点であると改めて感じました。

 特に印象に残ったのは脳性麻痺のある利用者であり講師でもある方の講義です。「ヘルパーは対価をもらって仕事をしている以上、プロ意識を持ってほしい」「これは仕事であって奉仕ではない」という言葉は心に残り、普段の自分の関わりを見直すきっかけとなりました。これまで利用者との関係性が深まる中で、自分自身が近くなり過ぎてしまう傾向がありましたが、その関係性を大切にしながらも支援者としての立場とプロ意識を持って関わっていくことの重要性を改めて考えるようになりました。

 今回の研修を通して重度訪問介護は責任の重い支援であると同時に、利用者の生活を支えるやりがいのある仕事であると実感しました。今後は学び続ける姿勢を大切にしながら、利用者に安心してもらえる支援が行えるよう一つひとつの関わりを丁寧に積み重ねていきたいです。

賑やかに過ごした冬の行事

生活支援員 露木 理沙

☆クリスマス会

2025年12月20日(土)、日中クリスマス会を開催しました。2025年のクリスマスプレゼント企画は、利用者の皆様に好きな紐を選んでいただき、プレゼントを引き当てる千本引き方式で行いました。プレゼントの中身を見て「かわいいなぁ!」「お菓子嬉しいです!」といった喜びの声や表情が見られ、クリスマス会は賑わいました。

今回は特別企画として、TさんとFさんによるお笑いライブが実施されました。クリスマス会のための新ネタを披露してくださりました。漫才を披露してくださったお二人に感想を伺うと、Fさんは「楽しかったです!」、Tさんは「みんなが笑ってて最高でした」と語り、手ごたえは十分だったようです。さらに、和來のメンバーによるダンス披露もあり、会場は終始賑やかな雰囲気に包まれました。

☆書初め 202615()は書初めを行いました。近年、わらびで書初めは行っていなかったそうですが、皆様慣れた手つきで筆を握り字を書きました。今年の干支の「うま」が人気の中、「しか」や「蜂」などを書く方もいらっしゃり、個性あふれる賑やかな書初めの時間となりました。今年も利用者の皆様と共に、楽しい行事の時間を過ごせれば嬉しいです。

就労継続支援B型事業所わらびの活動紹介

就労継続支援B型事業所わらび 渡部 由夏

私たちは「うどん屋 和來~wara~」の運営を中心に、地域に根差した多様な活動を展開しています。今回は、私たちの4つの柱となる活動を紹介したいと思います。

1.飲食店運営と食の提供

看板である「うどん屋」の運営に加え、お弁当の配達やイベント用の行事食づくりにも励んでいます。お客様の「美味しい」という声が、メンバーの大きなやりがいにつながっています。

2.施設外支援と内職

近隣企業でのコンテナ洗浄といった施設外支援のほか、店内の空き時間には、みよし市内にある卵業者の卵のシール貼り、箱の組み立て、宅配寿司の箸詰めなどの内職に取り組んでいます。丁寧な手仕事で微力ながら社会を支えています。

3.安心を届ける宅食・見守り活動

社会福祉協議会から依頼を受けた、生活支援を必要とする方々へお弁当をお届けしています。これは単なる配達だけではなく、ご本人の生活状況の確認や社会との絆をつなぐ「見守り」という重要な役割も担っています。

4.地域との交流・イベント参加

地域のイベントに積極的に参加し、豚汁やお弁当の提供、時にはダンスを披露して会場を盛り上げています。また、定期的に近隣の高齢者施設に訪問し高齢者の方と歌やダンス手遊びなどを行っています。定期訪問は活動の枠を超えてメンバーにとってもかけがえのない楽しみとなっています。

「わらび」は就労の場であると同時に、地域とのつながる場所でもあります。沢山仕事をして、沢山遊ぶ、そんな楽しみながら挑戦を続けられる、笑顔あふれる事業所を目指して参ります。

職員研修を行いました!

事務局長 伊吹 緑

昨年12月27日、当法人の評議員でもある野澤和弘氏を講師にお迎えし、職員研修を行いました。                                          

研修では、AIが進化する社会の中で、障害者福祉の仕事が持つ意味について、改めて学ぶ機会となりました。教育・医療・福祉は、人にしか担えないエッセンシャルワーカーの仕事であり、その中でも障害者福祉は特に重要な分野であることが示されました。
 また、「アドバンスト・エッセンシャルワーカー」という考え方も紹介されました。これは、行動障害や発達障害、医療的ケアが必要な方など、支援が難しいと言われる方々に対しても、深い理解と専門性をもって関わることができる人を指すものです。このお話を伺い、私たちスタッフが目指すべき姿はこれであると強く感じました。

研修で特に心に残ったのは、障害者福祉における「生産性」の考え方です。生産性とは業務の効率ではなく、仕事の魅力や意義を理解したスタッフが関わることで、利用者さんの幸福感が高まることだというお話でした。福祉の仕事は大変さが強調されがちですが、支援の価値を理解する人材を育てていくことが、結果として支援の質を高め、生産性の向上につながると感じました。それは同時に、職員自身がやりがいや誇りを持って働き続けることにもつながる、大切な視点だと思います。

日々の業務の中では、忙しさから、目の前の対応に追われてしまうこともあります。しかし今回の研修を通して、そうしたときこそ、利用者さん一人ひとりの行動や思いを丁寧に受け止め、肯定的に関わり続けることの重要性を改めて実感しました。