
昨年12月27日、当法人の評議員でもある野澤和弘氏を講師にお迎えし、職員研修を行いました。
研修では、AIが進化する社会の中で、障害者福祉の仕事が持つ意味について、改めて学ぶ機会となりました。教育・医療・福祉は、人にしか担えないエッセンシャルワーカーの仕事であり、その中でも障害者福祉は特に重要な分野であることが示されました。
また、「アドバンスト・エッセンシャルワーカー」という考え方も紹介されました。これは、行動障害や発達障害、医療的ケアが必要な方など、支援が難しいと言われる方々に対しても、深い理解と専門性をもって関わることができる人を指すものです。このお話を伺い、私たちスタッフが目指すべき姿はこれであると強く感じました。
研修で特に心に残ったのは、障害者福祉における「生産性」の考え方です。生産性とは業務の効率ではなく、仕事の魅力や意義を理解したスタッフが関わることで、利用者さんの幸福感が高まることだというお話でした。福祉の仕事は大変さが強調されがちですが、支援の価値を理解する人材を育てていくことが、結果として支援の質を高め、生産性の向上につながると感じました。それは同時に、職員自身がやりがいや誇りを持って働き続けることにもつながる、大切な視点だと思います。
日々の業務の中では、忙しさから、目の前の対応に追われてしまうこともあります。しかし今回の研修を通して、そうしたときこそ、利用者さん一人ひとりの行動や思いを丁寧に受け止め、肯定的に関わり続けることの重要性を改めて実感しました。