
これまでグループホームで勤務してきましたが、今年度からヘルパーステーションとの兼務となり、現在は主に居宅介護を担当しています。居宅介護と聞くと、「大変そう」「難しそう」という印象を持たれる方も多いのではないでしょうか。実は私自身も、関わる前は同じように感じていました。
実際の支援内容は、掃除や入浴、調理、洗濯、食事介助など利用者さんによって本当にさまざまです。近年は精神障害のある方の利用も増え、言葉遣いやちょっとした動作一つが、安心にも不安にもつながることを実感しました。これは障害の有無に関係なく、日常の人間関係にも通じる大切な気づきだと思います。
居宅介護は、利用者さんの生活に最も近い場所で支援を行う仕事です。だからこそ、利用者さんや相談員さんと一緒に「その人らしい生活」を考え、少しずつ形にしていく機会があります。居宅介護を通して得られる学びと成長を、これからも大切にしていきたいと感じています。
11月26日、行政による社会福祉法人の法人監査が実施されました。法人監査は、社会福祉法や関係法令、定款に基づき、法人が適正に運営されているかを確認する大切な機会です。今回は、法人運営全般をはじめ、会計・財務の管理状況、理事会や評議員会といった意思決定の仕組みなど、法人運営の根幹となる部分が確認されました。
監査を通して、法人全体の体制だけでなく、自分自身の日々の業務姿勢を振り返る良い機会となりました。大きな指摘はありませんでしたが、日常的な確認や記録の積み重ねが、法人への信頼につながることをあらためて実感しています。
特に会計・財務面では、契約手続きの透明性や小口現金の管理、鍵や暗証番号の取り扱いなど、事務業務の中で見落としがちな点について多くの助言をいただきました。一見細かなルールであっても、その徹底が不正防止や円滑な監査対応の基本であると感じています。今回学んだことを日々の業務に活かし、より安心できる法人運営に貢献していきたいと思います。
11月、当施設では初めての試みとして「親子日帰り旅行」を開催しました。これまでの旅行は泊りがけが中心でしたが、体力面や参加のしやすさを考え、今回は気軽に楽しめる日帰り旅行を企画。行き先は南知多です。
昼食は名物で知られる「まるは食堂」。テーブルに並んだ料理は想像以上のボリュームで、思わず歓声が上がりました。中でも印象的だったのは、カニを前にした時の静けさ。皆さん夢中で殻を割り、黙々と食べ進める姿に、自然と笑顔がこぼれました。
食後は南知多ビーチランドへ移動し、イルカショーの迫力あるジャンプに歓声を上げたり、ペンギンレースの愛らしい姿に癒されたりと、それぞれが思い思いの時間を過ごしました。近年は泊りがけの旅行が負担になる方も増える中、「このくらいのお出かけがちょうどいい」という声を多くいただきました。親子で無理なく楽しめた、心に残る一日となりました。

11月11日から13日にかけて、4法人研修の一環として、沖縄への訪問研修に参加しました。本研修は、愛知県の「永美福祉会」「さふらん会」「あさみどりの風」と、沖縄県の「海邦福祉会」の計4つの社会福祉法人が合同で行っているものです。各法人から選出された職員が企画・運営を担い、年間を通じたオンライン研修に加え、11月の沖縄、12月の愛知での相互訪問研修で構成されています。
私は当法人から参加した職員2名と共に、管理者という立場で同行しました。沖縄で目の当たりにした福祉の現場は、驚きの連続でした。見学先は社会福祉法人に限らず、株式会社やNPO法人など経営母体も多様で、知的障害支援のみならず、多岐にわたる分野で先駆的な活動が行われていました。
特に印象的だったのは、海邦福祉会さんが掲げる「愉しむをあたり前の世界に」という理念にあるように、「愉しむ」が見学したすべての場所に息づき、環境として具現化されていた点です。自分の好きな時にお洒落な空間で食事ができる障害の入所施設、木の遊具やボールプールがあり庭に大きな亀がいる障害の生活介護事業所、カフェバーとジムを備えた高齢者サービス、家庭的な雰囲気のホスピス、さらには休学中の大学生を支援するサービスなど、3日間の見学は非常に濃密で充実したものでした。もちろん沖縄の夜も愉しみましたが。
これまで私たちが日々の業務で行ってきた支援は、利用者様が困らないように「見ること」「対応すること」が中心でした。今回の研修を通じ、そこに「利用者様が愉しめているか」という視点が不足していたことを痛感させられました。この刺激的な学びを、今後の支援に活かしていきたいと思います。
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