べにしだの家の、「LiVEYOU」というコンサートをご存知でしょうか?かれこれ歴史をたどると25年程前から行っているイベントです。はじめは音楽好きなスタッフが自分たちで演奏し楽しむものでしたが、徐々に繋がりのあるアーティストの方も出演し、パフォーマンスを披露する形へと拡がっていきました。コロナ禍での中断期間がありましたが、2024年1月より改めて『繋がり』や『その人らしさ』を尊重できる空間や居場所が必要だろうと、「新生LiVEYOU」として動き始めています。「LiVEYOU」では、お客さん側もただの客でなくイチ出演者として位置づけられており“好きな形で、好きなように楽しむ(表現する)”形を大切に開催されています。時にはパフォーマンスの際に近くに来たり、大声を出したりされる方もみえますが、パフォーマンスの明らかな妨げにならなければ、座って見ても、踊ってみても、静かにもみても騒いでも、それぞれの好きな形で楽しめるような空気を創っています。 わらびでは、土曜営業日が「LiVEYOU」開催日と重なっているときに、クッキーや工房製品の販売、そしてコンサートを楽しみに、数人の本人方とスタッフが参加しています。わらびの皆さんはそれぞれに「音」やその「雰囲気」を受け止められ、感じたその思いを、それぞれの形で表現されています。毎回スタッフが撮った写真からは、皆さんの「ワクワク」感が溢れており、改めて皆さんの感性の素晴らしさを感じます。「LiVEYOU」は誰もが参加できる場ですので、是非ご家族でもいかがでしょうか。
5月19日(土)東京第一ホテル錦にて「第17回フォーラム・あさみどり」が開催されました。あさみどりの会・あさみどりの風合同でのグループ催事で、功労者・永年勤続者表彰、後援会総会を執りおこなった後、研修として厚生労働省より野﨑伸一氏と國信綾希氏のお二方をお招きし、講演会と会場参加型の鼎談をおこないました。
野﨑氏より「地域共生社会の実現に向けて」と題したご講演をいただいた後、國信氏とれいんぼうワークスの田中雅樹所長が加わり、「あさみどりグループとしてのこれから」というテーマで鼎談に進みました。
野﨑氏の講演で100年後に向けて日本人口が5000万人以下に半減していくことが予測される中、現代の価値観が逆転していくのではという見立ての元、社会福祉の担い手の姿について、スタッフが大半の参加者にもスマホを利用し、質問回答で参加してもらいました。「共生社会に向けて必要なこと、面白いことはドンドンやっていきましょう」というリーダーからの圧力(ポジティブハラスメントと命名)など、今事業所で担っている仕事の負担感や今後担っていく仕事への不安などの本音回答で盛り上がりました。
血縁家族が被災した輪島出身の田中所長より、正月よりの被災地派遣体験で感じた人のつながり(血縁、地縁、職縁に次ぐ目的つながりなどの4つ目の縁)の大事さと田中所長の「この仕事の魅力は何にでもチャレンジできるクリエイティブさ」という発言に、厚生労働省のお二人にも深く共感いただき、会の幕を閉じました。総合司会を務めながら、これからの福祉の役割や従事する心構えなどについて、大変参考になる研修でした。
2024年5月25日(土)に父親懇談会を行いました。13名のお父様に参加していただき、午前中は法人から、事業計画・事業説明を行い、午後は4つのグループに分かれて、お父様とスタッフで「将来の暮らしについて・法人の事業計画を聞いて」をテーマにディスカッションをしました。
例年、懇談会では「我が子の様子」を中心に、お話を聴かせていただいておりましたが、今回は上記テーマに沿って話し合いをしたことで、お父様から、「事業計画を聞いて、移動支援(ヘルパーステーション)の経営状況がわかった。家族として行政に訴えていくことも必要ではないか」「新しいグループホームが建っても働き手がいないとなると、外国人労働者を雇うなど10年20年先を考えたプランニングをしないと」など、お父様の視点からの意見を伺うことができ、支援者として新たな発見や気付きがたくさんありました。
あさみどりの風は、これまでご本人・ご家族とともに歩んできた歴史があるからこそ、皆で一緒に考えていくことができる法人だと、改めて実感することが出来ました。
お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。
次回は12月を予定しております。