「利用者の方々と共に歩む、温かい暮らしの場」

サービス管理責任者 國澤宏登

 こんにちは!

2009年から「わらび」で働いている私ですが、今までずっと日中の現場で働いていましたが、今年度ついに部署異動となり、グループホームでの勤務が始まりました!

これまでホームの現場に入る機会は少なかったため、新しい環境への不安もありましたが、挑戦できる喜びの方が大きくて、ワクワクしながらスタートしました。

実際、ホームごとにルールや運営方法が異なるなど、戸惑うこともありましたが、利用者の方々やスタッフの皆さんに支えられ、少しずつ業務に慣れてきています。

グループホームは、利用者の方々にとって大切な暮らしの場です。一人ひとりの望む生活を実現するために、これからも日々努力していきたいと思っています。

新しいホームの建設も予定されており、5年後、10年後を見据えながら、より良い暮らしの場を作っていきたいです。利用者の方々が培ってきた生活力を尊重し、その時々の状況やニーズに合わせて柔軟に対応していけるように、精一杯努めていきたいと思います。

そして何より、利用者の方々が安心して生活できるよう、日々の時間を大切にしながら共に歩んでいきたいです。

医療の専門家ではない私たちだからこそ、大切にしていること

生活支援員 仲畑沙弓

 

 私たちは、利用者さんが健康で安心して過ごせるように、看護師さんやお医者さん、ご家族と力を合わせながら、日々の薬の管理や体調のケアを行っています。

ですが、私たちは医療の専門家ではないので、薬の使い方や体調の変化にどう対応すればよいのか、戸惑ったり不安を感じたりすることもあります。

さらに、シフト制でスタッフが交代して支援にあたることが多いため、前の人が見た変化をちゃんと把握できていないと、不安がさらに大きくなってしまうこともあります。

だからこそ私たちは、情報をきちんと「見える化」することに力を入れています。

たとえば、図や写真を使ったマニュアルを作ったり、申し送り表や医務記録表を活用して、スタッフ間で正確に情報を共有できるように工夫しています。

また、日中の看護師さんとはこまめに情報交換をして、利用者さんの体調や気になる点を伝え合いながら、チームで支援することを意識しています。

定期的な医療機関との連携の場では、利用者さんの健康状態をできる限り正確に報告し、専門的なアドバイスをいただきながら支援を進めています。

こうした日々の積み重ねが、「この人たちがいるから安心」と思っていただける支援につながっていけばいいなと願いながら、私たちは今日も現場に立っています。

医療の専門家ではないからこそ、連携と情報共有を大切に。

これからも、利用者さんの安心のために、チームで力を合わせて取り組んでいきたいと思います。

 

 

新年度のスタートに「次世代型福祉」を考える

共同生活援助事業所わらび 管理者 重松 朋博

 

 4月5日(土)、新年度のスタートに合わせて、法人職員が一堂に会し、外部会場にて法人研修を実施しました。今年度の研修テーマは「次世代型福祉の創造」。講師としてお招きしたのは、日本福祉大学福祉経営学部の綿祐二教授(社会福祉法人睦月会 理事長)です。

社会の変化が著しい今、私たち福祉従事者がこれから何を目指し、何を紡ぎ、何を実行していくのか。綿教授の講演は、その本質を問い直すものでした。特に印象に残ったのは、「障害者にも権利と義務がある」という基本に立ち返り、生活支援のあり方を見直す重要性についてのお話です。

将来を見据えた日中活動や居住支援、成年後見、家族との関係づくり、加齢への対応、経済的な支援体制まで、包括的で主体性を尊重する支援の必要性を改めて実感しました。

後半のグループワークでは、各部署が今年度の具体的な行動計画を策定。進捗は法人内で共有し、年度末には綿教授に評価報告を考えています。

私たちは今回得た学びを胸に、一歩ずつ、利用者のより良い暮らしの実現に向けて歩んでいきます。

関西旅行

生活支援員 加藤 晃一

 今年度の旅行は、ご家族の希望に合わせて一泊や日帰り、親子一緒や本人のみのプランを企画しています。

最初のグループは一泊旅行で奈良の東大寺や大阪の観光、海遊館などを楽しみました。特に印象的だったのは多機能な温泉施設。月ごとに変わる入浴エリアやアジア・ヨーロッパ風の雰囲気が楽しめました。チェックイン・アウトは自動化されていて戸惑う場面もありましたが、宴会はカラオケで盛り上がりました。