愛知県知的障害者福祉協会「中堅者研修」

理事長 熊谷かの子

 先月の6~7日に1泊2日でとことん語り合う「中堅者研修 シン・コミュニケーション」に露木さんと川北さんが参加しましたので、2人の感想を伝えさせていただきます。

露木さん

研修を受け、「発信しやすい環境」や、「自分の想いを話してみて」という場面では、自分の想いを周りに発信できていることに気づきました。「コミュニケーション」は苦手だと感じていましたが、それは相手に伝えることに自信がなく、間違えていたらどうしよう、などいろいろと考えてしまうことが多いからだと振り返ることができました。また、いろいろな人の価値観や想いを知るためにはみんなで発信していくことが大事だと学びました。わらびで働いている人も利用者さんもみんなそれぞれの想いがあって、価値観を持っています。自分と違う時こそ歩み寄り、その人を知っていき、お互いが伝えやすく、聴きやすく、発信しやすい環境を作っていくことを大事にしていきたいと考えています。

川北さん

コミュニケーションの前提は「伝わらない」とした場合、どうしたら相手に伝わるように伝えられるのか、必要な要素は「安心する環境=伝えてもいい安心の土壌や心理的安全性の確保」「相手のことを知る(現在置かれている立場や仕事量含め)=相手を想いやる心」「自分と相手は違う(自分の正義と相手の正義)ことを知る」「自分のゆとり」等、コミュニケーションに必要な要素が出てきました。

また事柄について、いかに興味関心を持ち、聞くことを恐れず確認していくことでイメージの共有が図られるため、あさみどりの風として、また法人の委託事業としてみよし市の相談支援専門員に伝えていこうと思います。